こんにちは販促サポーターのHIDEです。

美容室のOPENのお手伝いをさせて頂く事もあります。

その際に、勘違いって良く在ります。

良く言っているのが
『初年度の目標売上は立てていますか?』と

だいたいが、初月で200万とか・・・・?
根拠はありますか?
言って見て下さい・・・・・と

すると
既存のお店で毎月150万で全員ではなく約半分位で75万
新規集客で50万で
・・・・足して125万ん?

足りないですよね?

私は広告屋ですからある程度の数字は読めますが
それを足しても到底見えない数字ですが????と

で残りの75は見えていないですが大丈夫なのっでしょうか?

私『スタッフは何人ですか?』

美容室様『4名です』

人件費を考えると・・・・200万無いとマズイのでは?

美容室『そうですね・・・・』と

私『オーナーの給与はありません。よろしいですか?』と

この辺りから真剣に考え始めます。

折角内装に凝り良いお店ができても、販促広告にお金をかけないと
結局集客は出来ません。

内装にお金がかかり過ぎ予算が回らないという方もいます。
これでは開店即休業状態です。

OPENという文字はやはり目を引きます。
だから、それを繰り返しているアパレルもあるくらい・・・

『また閉店セール・・・?』というのがそうです。
いつも閉店セールで一向に閉店しない。

でも、美容室はそれが出来ません。

話がそれましたが

1年後に安定した売上が欲しいなら
今、OPENの時期に1年後に欲しい売上を逆算して予算組みしないといけないのです。
多くの方は予算足らないです。そこまで考えていません。

オーナーの給与が無くても大丈夫ですか?
それでもやりますか?
とお伝えすると・・・・
ん・・・・・と悩むようです。
そりゃそうですよね。自分でやって自分の給与が無い訳ですから。
で、それでもやると決めたのであれば・・・だいたい上手く行きます。

そして、既存客は当てになりません。
来てくれたらラッキー位に考えてください。とお伝えします

なぜ、上手く行くのかというと
数字という現実を目の当たりにして
理想ではなく現実を見ることで足りないことが見え出したことで

問題は解決しているのです。
先の例で言えば、取り敢えずスタッフ4名は辞めて自分も入れて3名にして順次入れていく。

見えない数字は新規広告費を上げて費用対を見ていく
例えば、

ホットペッパービューティで 30名
リーフで 10名
チラシで 10名
WEBで 10名
紹介で 5名
既存客で 75名
というように細かいけど積み上げていく

あとは単価を掛けてあげればいい

仮に単価¥7000であれば@¥7000X65名=980000です。
それでも当初目標の200万-98万=102万マイナスです。

ここです。これが現実です。
ですので初年度は販促費がかかります。
広く知ってもらうためにです。

一度来て貰えれば一定の率で再来が読めるようになります。
それが出てくれば次の対策です。

たまにOPENなのに販促しない美容室もあります。
これはもったいない。

なぜか?

OPENの文字を使えるのはOPENしてから約半年位。
1年経ってもOPENと言っていると信用を無くします。
1年中OPENセールなのですから・・・・。

その文字が使える時期に販促広告していないと・・・
OPENは人の目をひきます。

『何か出来たぞ~』という感じで

だからもったいない。

それに販促広告活動をしないと
1年後の売上も安定しない上
結局、売上目標が同じならどこかではやらないといけない。

結局同じなのです。
当初にしていれば軌道に乗るのも早く
軌道に乗れば辞めれば良いのです。

予算はどちらも同じです。
精神的な負担とプールできる金額が違います。

目先の販促予算を気にするあまり
自分が得れるであろう将来の利益も無くしているのです。

もうひとつ大切なこと
それは、OPENしていつまでそこで商売を出来るのか・・・ということです。

青山・原宿なら3年、長くても5年位。有名店は除く。
地方なら7年から10年以内に売上のピークが来ます。
それ以上にはなりません。

つまり次の展開の時期です。
しかし予算が無ければ・・・・です。

予算が無ければそこで終わりです。

OPEN時期に初年度の売上計画からくる販促予算を使い
いつまでやれるかも考え返済計画まで落として次の展開までも視野に入れておくのです。

返済しない限りは融資も降りません。

このようなことが出来ていない。
当然です。新しくOPENなのですから次までは・・・・????です。

そして、オーナーである限りOPENすると日々の売上や雑務の忙殺され疲弊していきます。
『俺何やっているのだろう?』
『これでよかったのか?』と分からなくなります。

そうなった時のためにもOPEN時に描いた目標は原点になります。
これは数字の話ではないです。感情的な話です。

例えば、社会貢献する。とかカンボジアに学校を作るとか・・・
そんな話です。

そうすると、数字数字に走らないで
自分のしたいことがハッキリしているので見失わないで一歩一歩階段を上って行けます。

長くなりましたので今日はココまで