こんにちは美容室の販促集客のHIDEです。
求人の問題は思っている以上に深刻です。
大手でさえ求人人数が確保出来ない→将来は店舗減少のリスク
この問題は解消されることはなく時間と共に確実に深刻度を増してゆきます。
27 | (2015) | 126,597 |
28 | (2016) | 126,193 |
29 | (2017) | 125,739 |
30 | (2018) | 125,236 |
31 | (2019) | 124,689 |
32 | (2020) | 124,100 |
33 | (2021) | 123,474 |
34 | (2022) | 122,813 |
35 | (2023) | 122,122 |
36 | (2024) | 121,403 |
ざっくりと毎年50万人ずつ減少する。
10年後には519.4万人も減少します。
男性(50%)を除き、男性でも美容室を利用する比率を加味(男性の20%)すると美容人口は30万人ずつ減少していく。毎年です。5年後には150万人の減少です。
美容業で考えてみると1店舗で美容師2人とすると
全国に23万店舗以上の美容室がありますが美容師数はザックリと約47万人になります。
来店サイクルは仮に3ケ月としましょう。
毎月美容師2人が生きていくには一人当たり売上で50万必要としましょう。
すると、月に美容師2名X50万X3ケ月で=300万客単価6000とすると1店舗で500人のリピート客がいないと経営は成り立ちません。
一人当たりで考えると
50万/@6000=84名/月x3ケ月=252名では、先程の30万人の減少を考えると30万人/252=1190
毎年1190人が美容師ではやっていけない計算になります。もちろん耐えればやっていけます。5年で約6000人10年で12000人の美容師がやっていけなくなる計算。
大手は難しい状況なのがお分かり頂けたかと思います。
「ウチは大手ではないので・・・・」とは言ってられません。大手は資本力があります。融資も額が違います。何をするか分かりません。安売り店への看板替えも十分考えられます。
すると、市場は荒らされ、雇用が安定しない状況下では失客の恐れもあります。
一般の雇用は安定しません。競争は激しくなるばかりです。
高度経済成長は終わったのです。
さらに、元々の競争が加味されます。年間約1万店の減少と、1万店以上の出店です。
どういうことかと言うと単純に5年で約5万店の出店と退店となります。
23万店中5万店は入れ替わると言うことです。
お近くの4店に1店は5年以内に無くなる。
または耐えている状況です。
その横に大手安売り店が出来れば。THE ENDです。
どんどん新しいお店は出来ます。
人は誰しも新しいモノが気になります。
1度は経験してみたいモノです。
このような環境下でも生き残る競争力が必要です。
その一つがスタッフです。
辞めるのには原因があります。
その原因の多くはオーナーにあります。
スタッフを辞めさせているのはオーナーご自身なのです。
今日はここまで